今回初舞台を踏んだメンバーより 緊張で、手が震える。
タル(仮面)をかぶると息苦しい。
この場から逃げ出したい・・・。
今回踊った鳳山(ポンサン)タルチュムは、朝鮮時代に庶民に親しまれた民衆芸能である。堕落した貴族や戒めを破った僧などを辛らつ、かつユーモラスに風刺した内容が多い。こういった、歴史をきちんと知ったのも、本当にここ数ヶ月前であったように思う。
踊りのセンスがあるとはいえない私が、タルチュムを踊るとは夢にも思っていなかった。
ソンセンニムに「一緒に出るで!」
といわれて数ヶ月、皆についていくのに必死だった。
自主練も考えると、ほぼ毎日練習していたように思う。
こんなに必死になったのは、何年ぶりやろう。
だけど必死すぎて、楽しむ余裕がなかった。
だからこそ、本番はどの練習よりも楽しもうと決めていた。
「楽しかった」
これにつきる。本番前に逃げ出さずに良かった。マダンのメンバーと一緒に踊れて良かった。
この舞台を通じて、メンバーとも前より近くなれたような気がするし。
何のために踊ったの?
といわれたら、少し困ってしまうけど。
誰かに、何かが伝わるきっかけになれば良いかなとは思う。
韓国のことを知りたい。
在日朝鮮人のことを知りたい。
そういった感情を観た人が少しでも感じてくれれば・・・。
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