こりあ企画:韓国伝統文化・芸能を皆様に伝える活動をしています  
   
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チファジャ!チョッタ!ウリ国楽!

『水宮歌』完唱公演のご報告とお礼

みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
2006年9月23日『水宮歌』完唱公演におきましては、温かい眼差しと熱い激励の拍手をお送りくださり、 真にありがとうございました。ほぼ満員の会場で1時間半、大きな失敗いもなく、最後まで無事に完唱公演をやりきることができました。
険しいソリの道を歩み始めて7年・・・今回の発表は私にとって一つの試練であり、挑戦でありました。その舞台を無事に、成功裡に終えることができたのは、とりもなおさず、私を見守り、応援してくださった皆さまのおかげです。これからもより一層努力を重ね、夢の実現に向けて精進していく所存です。
惜しまぬ愛情とご助力をくださった皆さまに、
今一度心から深くお礼申し上げます。

追伸:ご報告とお礼がこんなにも遅れてしまって、たいへん申し訳ありません。これからはマメにページ更新に努力します。(;−;)
あんそんみん拝


会場のクレオ大阪西外観・・・
秋晴れ!
ロビーを埋める花スタンド・・・
開場と同時にほぼ満席に!
ご挨拶いただいた師匠の
南海星先生
熱唱!
ワシを騙すウサギに
なりきって・・・。
鼓手の息もピッタリ!
歌い切った瞬間・・・
「やったあ」!!
花束を手に感無量・・・!

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歌い語り・パンソリ「水宮歌」コンサートのお知らせ!!


*画像をクリックすると大きく見れます。

来る 9月23日(祝)、日本一の同胞密集地域、生まれ故郷のこの大阪で、
パンソリの古典演目の一つ『水宮歌』の完唱公演を行なうことになりました。
公演成功に向け、練習、練習、また練習!・・・ワクワク、メソメソ、
ハラハラ、ドキドキ・・・「よしっ!」と有頂天になったり、「あかん!」と
すっかり落ち込んだり・・・玉虫色の毎日です

“完唱”は私がパンソリを習い始めたときの夢の一つであり、最後まで歌い
きることが、これからも自分が歌い続けていくための大きなステップになると
確信しています。

精一杯、力の限り歌い語ります。どうか、暖かい拍手と声援でこの公演を
盛り上げてくださいますようお願い申し上げます。

パンソリ『水宮歌』あらすじ

 水宮の竜王が原因不明の病にかかった。薬はすべて効かず、医者は地上に住むウサギの肝が効くと言う。竜王は臣下を集め、地上に赴きウサギの肝を持ち帰るよう求めるが、皆それぞれに言い訳をし、行こうとしない。唯一名乗り出たのは忠義者のすっぽん、ピョルチュブだった。ピョルチュブはウサギの絵を手に地上に赴く。彼はやっと出会ったウサギを何とか言いくるめて水宮に連れ帰るが、もともと機転の利くウサギは腹を割かれる寸前に「地上に忘れてきた肝を取ってくる」と竜王をだまして逃げてしまう。逃げたウサギは大喜びするが、人間の仕掛けた罠にかかり食べられそうになる。ここでも人間をうまくだまして逃げるが、今度はワシに捕まってしまう。しかし、これまた機転を利かせて逃げおおせ、事なきを得る。水宮の竜王もピョルチュブがウサギに教えてもらった薬のおかげで全快する。

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第2回 「国楽という布の色合い」

前回、「国楽」という言葉は、韓国で国固有の伝統音楽という意味で
使われているのだとお話ししました。
今回は、この「国楽」をより詳しく見ていくために
ひとつの布に例えてみようと思います。
布は皆さんもご存知のようにたて糸と横糸で紡ぎ合わせて作られます。
どんな布もそのたて糸と横糸の色合いによって独特の模様や風合いが出ますよね。
では、「国楽」という布のたて糸と横糸がどんな色なのかを見てみましょう。

まずはたて糸。たて糸は「誰が楽しんだのか」という色合いです。
国楽は現在、「誰が−」という観点から大きく分けると
「正楽」と「民俗楽」に分類されています。
「正楽」とは、主に宮廷や知識層の人々に愛された音楽のことをいい、
「民俗楽」とは、お百姓や商人など、民間の人々に愛された音楽のことをいいます。
そして、この「正楽」と「民俗楽」も内容によって
さらにいくつかのジャンルに分類することができます

「正楽」・・・・雅楽   「民俗楽」・・・・パンソリ
       唐楽            シナウィ
      郷楽            散調
                    雑歌
                     民謡
                                 プンムル(農楽)・サムルノリ
                        巫俗音楽

さて、今度は横糸。横糸は「どんな風に楽しんだのか」という色合いです。
「どんな風−」という観点からは、これも大きく分けて
「器楽」と「声楽」に分類されます。
「器楽」とは、いわゆる楽器を使った演奏による音楽のことで、
「声楽」とは、人間の声、つまり歌を中心にした音楽のことです。

「器楽」には祭礼楽、軍令楽、散調、シナウィ、プンムル、サムルノリなどがあり、
「声楽」には歌曲、歌詞、時調、パンソリ、民謡、雑歌などがあります。
たて糸の「正楽」も横糸である「器楽」と「声楽」があり、
また「民俗楽」にも「器楽」と「声楽」があるということです。
このたて糸と横糸を紡ぎ合わせることによって「国楽」が
出来あがるわけです。

次回は「正楽」について、もっと詳しく見ていきたいと思います(そんみん ^0^)


「平安監司歓迎図」(18 C) 「平安監司歓迎図」(18 C)


「舞童図」金弘道 (18C) 「舞童図」金弘道 ( 18C)

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第1回 「連載はじめます!」

みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。安聖民です。
パンソリが習いたくて、1998年韓国に留学。
1年4ヶ月ほど全羅南道光州で生活し、その後ソウルへ。
漢陽大学音楽学部国楽科の大学院で
韓国音楽について学びました。

国楽科・・・日本では聞きなれない学科ですよね。
韓国では、国固有の音楽という意味で、
伝統音楽のことを「国楽」と呼んでいます。
日本でも西洋の音楽を洋楽
日本固有の音楽を邦楽と呼んだりしますね。 
(ちなみに、韓国でも西洋音楽は洋楽と呼びます)

「パンソリを歌いたい」一心で留学した私ですが、
「せっかく一大決心をして韓国へ来たのだから
この際、音楽についても勉強しちゃおう!」と
考えて、漢陽大の国楽科に通い始めました。

大学生のころ、サークルの先輩を通して、
初めてチャンゴやケンガリといった打楽器に触れ、
思わず体が動き出すそのリズム感やダイナミックさに
強く心引かれて以来、舞踊やタルチュム、
民謡やパンソリ・・・といろいろな伝統芸術について
知る機会を得て、自分でもちょっとは「もの知り」のつもりでいました。

ところが!いざ国楽について学び始めると・・・
「なんと自分は何もしらなかったのか」と思い知らされると同時に、
その奥深さ、味わい深さにすっかり魅せられてしまいました。

というわけで、国楽の素晴らしさや面白さを
このコーナーで皆様にもご紹介していきたいと思います。

題して「チファヂャ!チョッタ!ウリ国楽!」
乞うご期待!です・・・(そんみん^o^)
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1966年 大阪生まれ
関西大学文学部史学科卒
東大阪市立太平寺小学校 民族学級 講師
1998年 韓国留学
2002年 漢陽大学音楽大学院国楽科修士課程卒
南海星先生に師事(水宮歌・沈清歌・興甫歌)
2001年 第1回亀尾全国国楽大会にて奨励賞受賞

 

   
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